投資をしていると、誰もが避けて通れないのが「暴落」です。 ニュースで大騒ぎになり、「もう終わりだ」「売らないと危ない」といった声が飛び交います。
でも実は、長期投資家にとって暴落は“敵”ではありません。 暴落は定期的に起こり、むしろ成長の途中にある自然な出来事だからです。
この記事では、暴落時の正しい行動、やってはいけない行動、 そして心を守るメンタル管理の方法を中級者向けに丁寧に解説します。
まず知るべきは「暴落は想定内」だということ
過去の株式市場を見れば、暴落は何度も繰り返されています。 リーマンショック、コロナショック、ITバブル崩壊… しかし市場はそのたびに回復し、以前よりさらに成長してきました。
| 年 | 暴落の原因 | 下落幅(S&P500) | 回復期間 |
|---|---|---|---|
| 2000年 | ITバブル崩壊 | -49% | 約7年 |
| 2008年 | リーマンショック | -56% | 約4年 |
| 2020年 | コロナショック | -34% | 約5ヶ月 |
重要なのは、 「いつ回復するか」は読めないが、「回復する可能性は非常に高い」ということです。 だからこそ、暴落は“予想するもの”ではなく、“備えるもの”なのです。
暴落時に絶対やってはいけない3つのこと
暴落でパニックになった時、多くの人が同じ失敗をしてしまいます。
| NG行動 | 理由 |
|---|---|
| ① 感情で売る | 暴落は一時的。安値で売ると損失が確定し、回復の恩恵を受けられない |
| ② ニュースを見続けて不安になる | 悲観的な情報ばかり流れ込み、冷静さを失う |
| ③ レバレッジ商品に手を出す | 下落局面で損失が加速し、退場リスクが高まる |
暴落時の一番の敵は“情報ではなく、自分の感情”です。
暴落時にやるべき3つの行動
では、暴落が来た時はどう行動すべきでしょうか?
| 行動 | 理由 |
|---|---|
| ① 積立を止めない | 安値で多く買えるチャンス。長期リターンを底上げする |
| ② ポートフォリオを再確認する | リスクを取りすぎていないかチェックする良い機会 |
| ③ 必要ならリバランスする | “高いものを売り、安いものを買う”のが自動的にできる |
特に①が最も重要です。 暴落時に積み立てを続けられるかどうかで、10年後のリターンは大きく変わります。
暴落時のメンタル管理 ― 不安とどう向き合う?
暴落はメンタルとの戦い。 ここでは心理面をコントロールするための実践的な方法を紹介します。
“暴落は割引セール”と考える
長期投資家にとって、暴落=買い場。値下げした株を買えるチャンスです。
損失ではなく「口数の増加」を見る
価格が下がっても、積立は多くの口数を買えるため、将来の利益に直結します。
過去の回復データを見る
歴史的に市場は何度も回復してきた。データを見るだけでも心が落ち着きます。
SNS・ニュースから距離を置く
不安を煽る情報はメンタルに悪影響。必要な情報だけ見るようにしましょう。
事前に“行動ルール”を決めておく
ルールがあれば感情で動かずに済む。 例:暴落時も積立は停止しない/毎年1回だけリバランスする、など
暴落で一番強い投資家とは?
投資の世界では、暴落のたびに「退場する人」と 「淡々と続けて資産を増やす人」に分かれます。
両者を分けるのは、知識や才能ではなく、 行動とメンタルの習慣です。
| 弱い投資家 | 強い投資家 |
|---|---|
| 値下がりが怖くて売る | 下がっても積み立てを継続 |
| タイミングを読もうとする | ルールに沿って淡々と行動する |
| 感情的になる | データと長期目線で判断 |
暴落のたびに資産を増やせる人は、 “恐怖を味方に変えられる人”です。
まとめ:暴落は“避けるもの”ではなく“味方につけるもの”
今回の記事のポイントをおさらいします。
- 暴落は定期的に起こるが、長期では回復しやすい
- 感情で売るのは最悪の行動
- 暴落時は積立継続・リバランスが基本
- メンタル管理が最大の武器になる
- ルールを決めておけば恐怖に流されない
暴落を正しく理解できれば、 「怖いもの」から「将来の利益を生むチャンス」へと見え方が変わります。

暴落ってすごく怖いですよね。でも“未来の安売りセール”だと思うと、ちょっと気がラクになりませんか?焦らずコツコツ、一緒に乗り越えましょう!
チョキンとチョキン。
