こんにちは、さんちゃんです。前回は、
「お金に働いてもらう」という考え方について
お話ししました。
今回は、いざ投資を始める前に絶対に知っておきたい
「リスクとリターン」について解説します。
投資という言葉を聞くと、
多くの人が「なんだか怖い」「損をしそう」
と思うのではないでしょうか。
でも、その「怖さ」の正体を知れば、
投資はギャンブルではなく、
「確率と時間の味方」を活かす仕組みだとわかります。
💡 投資の“リスク”って本当に悪いもの?
まず、「リスク」という言葉。
多くの人は「危険」や「損をすること」と捉えがちですが、
本来の意味は少し違います。
リスクとは、「結果がどうなるかわからない=不確実性」のことです。
つまり、「増えるかもしれないし、減るかもしれない」という
“ブレ幅”のことなんです。
たとえば、株式投資は価格の変動が大きいためリスクが高い。
逆に、預金はリスクがほとんどありませんが、
その分リターン(増える可能性)もほとんどない。
📊 リスクとリターンの関係は“シーソー”のようなもの
リスクとリターンは表裏一体。
リスクを取らなければリターンも得られません。
これはまるでシーソーのような関係です。
リスクが低い=値動きが少ない=安定しているけれど、増えにくい。
リスクが高い=値動きが大きい=短期的には不安定だけど、長期では伸びやすい。
だからこそ、自分に合った「バランス」を見つけることが大切なんです。

📅 短期ではブレる。でも、長期では“ならされる”
投資で一番やってはいけないのは、
短期の値動きに振り回されること。
相場は日々上下しますが、
長期的には経済の成長とともにゆるやかに上がっていきます。
たとえば、1年間で見れば「上がったり下がったり」していても、
10年スパンで見れば全体として右肩上がりになっていることが多い。
長期投資の強みは、この“時間がリスクを小さくする”という点にあります。
だからこそ、投資を始めたら
「一喜一憂せずに続ける」が鉄則です。
一時的な下落に焦って売るよりも、
淡々と積み立てを続ける人のほうが結果的に資産を増やしています。
🧭 リスク許容度を知る=安心して続けるカギ
とはいえ、人によって「どれくらいの値動きなら耐えられるか」は違います。
この“リスク許容度”を知ることが、安心して投資を続ける第一歩です。
- 価格が下がると眠れなくなるタイプ
→ 債券やバランス型が向いている - 多少の値動きは気にならないタイプ
→ 株式中心でもOK - 長期的にコツコツ積立したいタイプ
→ つみたてNISA・インデックス投資がおすすめ
無理にリスクを取る必要はありません。
「自分の性格」と「投資スタイル」を合わせることで、
長く続けやすくなります。

私が投資を始めたのは、
NISA制度が始まったことがきっかけでした。
始めたばかりの頃は、毎日証券サイトを開いて金額を確認し、
グラフが少し下がるだけで焦ってしまい、
「やっぱり向いてないかも」と思ったこともあります。
でも、半年~1年と積立を続けていくうちに、
少しずつ右肩上がりになっていくグラフを見て
「あ、焦らず続ければちゃんと増えるんだな」
って気づきました。
今では価格が下がったときほど
「安く買えるチャンスかも」と思えるようになりました。
投資は感情との付き合い方が9割。
数字よりも「心の安定」を大切にすることが、
長く続けるコツです。
🧩 まとめ:リスクを知ることは、怖がることじゃなく“守ること”
投資で損をしないためには、
リスクを避けるよりも、リスクを「理解」することが大切です。
正しく知って、時間と分散を味方につけることで、
リスクは“敵”から“味方”に変わります。
お金の世界には「短期的な不安定さ」と「長期的な安定」が共存しています。
だからこそ、焦らず
自分のペースで積み上げていくことが一番の“バランス投資”なんです。

リスクを知ることは、
怖がることじゃなく“守ること”。
焦らず、コツコツ続ける人こそ、
最後に笑顔になれるんです。
今日もチョキンとチョキン。していきましょう!