貯金だけでは守れない時代 ― 「増やす力」を育てよう

こんにちは、さんちゃんです。
今回は「貯金だけでは守れない時代」というテーマでお話しします。

お金の勉強をしていると、「貯金は大事」とよく言われますよね。
もちろん、これは間違いではありません。
急な出費に備えるためにも、
生活防衛資金として一定の貯金は欠かせません。

でも、ここで一つ立ち止まって考えてみてください。
もし今の100万円が10年後も同じ価値を保っていないとしたら?

インフレが“お金の価値”を少しずつ削っていく

インフレとは、貨幣の価値が下がり、
モノやサービスの値段が上がっていくこと。
つまり、同じ100円でも買える量が少なくなっていく現象です。

たとえば、毎年2%ずつ物価が上がると、
10年後には100万円の価値は約82万円分しかなくなります。

銀行に預けても金利が0.001%では、ほとんど増えません。
つまり、「貯金しているだけで、実質的に目減りしている」というわけです。

お金に“働いてもらう”という考え方

この状況を打開するために必要なのが、「増やす力」です。
これは単に投資をすることではなく、
お金を働かせて、時間を味方につける」考え方のこと。

たとえば、毎月1万円を年利3%で運用した場合、
10年後には約137万円になります。
同じ期間、貯金だけだと120万円。
たった3%の差でも、長期的に見ると大きな違いになります。

もちろん、投資にはリスクもあります
でも、リスクを正しく理解して分散すれば、
“怖いもの”ではなく“味方”にできるのです。

私自身、最初は「投資なんて怖い」と思っていました。
でも、国が推進している「NISA」を調べてみると、
思っていたよりリスクは低く、
長期でコツコツ積み立てる仕組みでした。

今も毎月投資信託を積み立てています。
派手に増えるわけではありませんが、
少しずつ「お金に働いてもらっている」実感があります。

まとめ:「増やす力」は未来を守る力

物価が上がり、税金や社会保険料も増えていく今の時代。
「守る」だけでは不十分で、これからは「増やす力」も欠かせません。

お金に働いてもらうことは、未来の自分と家族を守ること。
今日の一歩が、10年後の安心につながります。

お金って、ただ貯めるだけじゃなくて
「どう動かすか」が大事なんです。
ちょっとずつでも、
お金に働いてもらう感覚を育てていきましょう!